議論したことをまとめる

まとめるポイント1.時系列に振り返る

講義の内容を参考に議論したことをまとめるのであれば、まずは議論が終わるまでの経過を時系列に振り返ってみましょう。振り返るポイントは議論が始まってからではありません。講義でどのような内容が語られ、そのうちのどこが主な論点になったかも振り返ることが重要です。ここが明らかになっていると、まとめの導入部分が作りやすくなります。例えば、新商品の売り込みについての講義で、講師は売り込む相手を充分に分析することが重要だと語られたが、そこに対する賛成意見と反対意見が活発に語られたという現実があれば、それをそのまま導入文にできます。そのうえでどのような意見が出たかや、それまでの流れを変えるような画期的な案はどのようなタイミングでどのように出されたかなど、順を追って振り返っていけば、何を書けばよいかが自然と見えてくるでしょう。

まとめるポイント2.伝わりやすいまとめ方を考える

議論の内容のまとめ方としてまず挙げられるのが、起きたことを起きた順に書いて最後に結論を書く時系列という方法です。先にお伝えした振り返りが充分にできていれば、あとはそれを文章化するだけでできるので、最もまとめやすい方法の1つといえますし、聞き手や読み手にとっても経過を追いやすいというメリットがあります。もう1つのまとめ方として、結論を先に述べる方法があります。今回の議論を通してこのような結論を得られた、あるいはこのような学びを自分が得たという結論を先に述べてから、それを得るまでの経過を述べるという方法です。明確な結論が得られた場合や、とにかく成果や結果を強調したい場合に有効な方法の1つです。この場合も、講義の内容のどこが論点になったかを伝えると、どのような経過があって冒頭のような結論や学びが得られたかが伝わりやすくなるでしょう。

「お読みになられる」とか「社長様」といった言葉は二重敬語に該当します。接客の研修では、このような間違った敬語についても学びましょう。